投稿者: さとりん

こんばんは、さとりんです。
今朝の朝日新聞一面に「不正アクセスに罰則」という記事がありました。他人のID、パスワードを無断使用、提供する事を禁止して、違反者に罰則を科すそうです。詳しくは警視庁のページでどうぞ。
http://www.npa.go.jp/
です。国民の意見を取りいれて関係省庁と協議して次期通常国会に法案を提出するそうです。

それで、罰則の話でシェアウェアの事なのですが、シェアウェアの不正利用は普通はいけない事!として認識はされていますが、当然「犯罪」としては成り立ちませんよね?詳しくはわかりませんが、
ライセンス契約書、などに明記されている事が破られても、裁判ざたにする事が可能なのは民事事件としてですよね?

実現は全くしないと思いますが、にしても、
この機会にそういうソフトウェア使用権、というものにも所有権を規定して
罰則規定を作ってくれ、というような、意見を警視庁にメールなどするのは
いかがでしょうか。
(すでに実現してたらすいません。)

大手のソフトウェア会社は何か対応するのでしょうか?
こんな事書くと、知らない人に変な事教えてしまってアレですが
最近ではシェアや一般のソフト関係なくパスワードがモレて
ネットで違法コピーがされてます。がそれは盗人とおなじですよね。

八百屋でトマトをかっぱらったり、本屋で本を盗むのは窃盗罪になるように
シェアウェアやソフトウェアもマトモな商品として扱ってもらえる
世の中になってほしいな。技術的には不可能だと思いますが・・

確かにそうやって悪い事もひっくるめて
技術を高めてコンピュータが発展してきた歴史、
というものがバックグラウンドにあるという事は分かりますが、
農家の人が一生懸命作ったトマトを盗んだら、悪いですよね。
それと同じくソフトも考えてほしい。

あ、また一人で長々と暴走した意見でした。

今日は獅子座流星群が接近する日です。楽しみだ。


投稿者: こたろう

>それで、罰則の話でシェアウェアの事なのですが、シェア
>ウェアの不正利用は普通はいけない事!として認識はさ
>れていますが、当然「犯罪」としては成り立ちませんよね?
>詳しくはわかりませんが、
>ライセンス契約書、などに明記されている事が破られて
>も、裁判ざたにする事が可能なのは民事事件としてです
>よね?

権利を主張する場合、義務も果たさなければならないのは
原則だと思います。個人的には、今のシェアウェア作家が本
当に義務を果たしているかどうか疑問です。ソフトウェアの
個人販売でありながら「バグに対しては責任持たない」とか
「サポートはインターネットのみ」。それでいて不正使用に対
しては断固とした態度を見せる。自分に都合のいい土俵を
作って、その中でしか戦わないという姿勢が強く感じられま
す。

もしもシェアウェア利用によって生じたバグがお客様に損
害を与えたとき、「バグに責任を持たないという利用契約に
なっている」という主張が民事上認められるのでしょうか?
現実としてシェアウェア=商品と見なされている以上、もっ
とお客様よりの姿勢に切り替える必要があると思います。
「自分の権利が侵された」→「実力行使(訴訟)」と短絡的
に走る前にやっておくべきことがあるのではないでしょうか。


投稿者: こたろう

あらためて読み返すといいたいところがぼやけていた。
「バグのないソフトをつくれ」と言っているわけではありま
せん。そんなのは不可能だから。バグがあったときに
「ユーザに対して」ではなく「お客様に対して」接するよう
な姿勢を示すべきだろうと思うのです。

例えば、「自分が面倒だから問い合わせはメールだけ」
というのではなく、「ある程度痛みは負っても電話か、で
きればFAXも」くらいは準備し、お客様が困ったときにど
こにも頼るところがない状態をつくらないようにすべきだ
と思うのです。(CDROMからインストールしたため、
メールを出せないお客様もいる)


投稿者: 売れない作家

こたろうさん、こんにちは。

》「ユーザに対して」ではなく「お客様に対して」接するよう
》な姿勢を示すべきだろうと思うのです。

  なんで?お金を貰ったからですか?(笑)
  金〜払ったんだから「お客様は神様なんだ!」という発想でしょうか?
  そんな考えの方には「使って貰いたくない!」と思っています。
  他に沢山素晴らしいソフトはありますから、誰も困らないでしょう。

  レジストして頂いた方を客なんて思った事は一度もありません、
  公開しているソフトの賛同者(お友達)だと思っています。

  「レジストするから客として扱ってくれますか?」というメールが来たら
  皆さんどうします?>ALL シェア作家さん

  私は、きっと「お友達なら嬉しいんですが、客としてならレジストは
  しないで下さい」と答えると思います。


》例えば、「自分が面倒だから問い合わせはメールだけ」
》というのではなく、「ある程度痛みは負っても電話か、で
》きればFAXも」くらいは準備し、お客様が困ったときにど
》こにも頼るところがない状態をつくらないようにすべきだ
》と思うのです。(CDROMからインストールしたため、
》メールを出せないお客様もいる)

  住所も電話番号も公開している作家さんもいますし、作者個人の
  考え方でしょ?
  「シェアウェアとはこうあるべきだ!」論は人それぞれ違うんじゃないかと
  思っています。


投稿者: こたろう

>》「ユーザに対して」ではなく「お客様に対して」接するよう
>》な姿勢を示すべきだろうと思うのです。
>レジストして頂いた方を客なんて思った事は一度もありません、
>公開しているソフトの賛同者(お友達)だと思っています。

そういう昔ながらのシェアウェアを作られている方には
特に申し上げることはありません。賛同は販売とは違う
ので、IDで利用制限をかけて、不正利用者を糾弾して、
というようなことはないと思います。

>「レジストするから客として扱ってくれますか?」という
>メールが来たら皆さんどうします?>ALL シェア作家さん
>私は、きっと「お友達なら嬉しいんですが、客としてなら
>レジストはしないで下さい」と答えると思います。

昔に比べてフリー・シェアウェアの利用者のすそ野は
大きく広がりました。僕の父親を含めてコンピュータの素
人が「お金を払わないと使えないソフト=個人販売ソフ
ト」と思ってしまうのは仕方のないことです。素人からそ
ういう質問が来ることはまずないでしょう。八百屋で「こ
のトマト買うから客として扱ってくれる?」と毎回聞く人
がいないのと同じです。素人は「お金を払うとトマトをく
れるんだから、ここは八百屋だ」と思い込んでいるんで
す。「八百屋じゃないけれどお金を払うとトマトを分けて
くれるところ」だとは思っていません。

ぼくは古き良きシェアウェアの時代はとっくに過ぎ去っ
たと思っています。


投稿者: 中年A

こたろうさんの考えるシェアウエア像が今一つわかりません。
・電話、FAXのフルサポート
・完全な動作保証
・永久に続くバージョンアップ
・「お客様は神様だ」
などでしょうか?
一回、これでシェアウエアを公開してください。
「先ず隗より始めよ」
という言葉もありますから。


投稿者: こたろう

>こたろうさんの考えるシェアウエア像が今一つわかりません。
>・電話、FAXのフルサポート
>・完全な動作保証
>・永久に続くバージョンアップ
>・「お客様は神様だ」
>などでしょうか?

「シェアウェア」という言葉でひとくくりに聞こえてしまいまし
たが「流通形式としてシェアウェアに分類されるだけで、実態
は市販ソフトと変わらない販売を行うソフト」に対しての意見
です。「シェアウェア作家協会」のWWWサイト上から引用する


>商用ソフト的なスタンスを持つものまで様々な形態があります。

の「商用ソフト的なスタンスを持つもの」に対しての意見で
す。誤解される表現となったことお詫びします。

「株式会社××××」とか「有限会社××××」のように
会社組織として作成したシェアウェア(実態は販売)はサポー
トもしっかりしているのですが、個人名で作成されたシェア
ウェアのうち、「販売」されているものはサポートが比較的
弱いと感じています。つっこまれそうなので先に書いてお
きますが、「全ての会社・作者がそうだ」とはいいません。

繰り返しますが「完全な動作保証」は求めていませんし、
「永久に続くバージョンアップ」も同様に求めません。

「お客様は神様だ」とまで極端な事は考えませんが、世
間一般で言う「販売」に対して求められることは必要だと思
います。まず「連絡がとれること」だと思うのです。

>一回、これでシェアウエアを公開してください。

僕は作成したソフトウェアをシェアウェアとして公開した
ことはありませんし、今後もないでしょう。もしもシェアウェ
アとして公開することがあるとしたら、「利用制限をいっさ
い設けない、寄付歓迎のシェアウェア」となることでしょう。
「販売」はしません。そこまでの責任持てませんから。


投稿者: 売れない作家

こたろうさん、どう〜も

》ので、IDで利用制限をかけて、不正利用者を糾弾して、

  ほんの一部の方だけですヨ、99%のシェア作家はそんな事は
  しません。今回も珍しいからニュースになったんで、裏を返せば
  それだけ他の作者が健全だという事ではないでしょうか?
  (みんなやってりゃ〜ニュースにはなりません 笑)

》ぼくは古き良きシェアウェアの時代はとっくに過ぎ去っ
》たと思っています。

  う〜ん(^_^;;
  私は当然ながらレジストして頂いた方の名簿を作成しています。
  で〜一度でもメールを頂いた方はマークを付けているんですが
マークは8.66%(分母は一応3桁です)しか付いていません。
91%の方は一切音沙汰無しの状態です。
  固定パスで自動表示にしていますが、いきなりメールも出しにくかろうと
  レジストがあれば必ず「登録コードは入手できましたか?」というメール
  を出していますし、バージョンアップ毎にメールで知らせていますが
  一切、返信&要望&感想 も無い方が大半です。

  だから、「啓蒙」が大切なんだと思っているんですが、
  時代遅れなんでしょうネ〜(^_^;;


投稿者: KIG

こんにちは。初めて書き込みいたします。

私は大学でネットワーク上の著作権を研究しているものです。
ここの会議室は大変議論が活発で、非常に参考になります。
今回は私の研究の一端を示し皆さんの意見を聞いてみたいと思いまして、
こうして参加させて頂きます。

非常に基本的なことです。
なぜ皆さんはソフトを作り、配信するのでしょうか?

私の研究を大雑把に紹介します。
現在「なぜ著作権を守らねばならないか」ということに対する
もっとも支配的な理論は「インセンティブ理論」と呼ばれるものです。
Aさんがなんらかの「新しい著作物」を作ったとします。
それに対しBさんCさんなど周りのみんなが、さもそれを自分が作ったかのように
その著作物を勝手に使ったらどうでしょうか。
Aさんは「なんだ、それなら俺も誰かがいいものを作るのを待っていて
おんなじように真似して勝手に使ってやろう。」と考えます。
すると、みんなが「誰かの真似してやろう」と考え、
新しいものを作り出す意欲を持った人がいなくなり、
社会の発展がとどまってしまいます。
その意欲=インセンティブを確保するために、
新しいものを作り出した人には経済的な利益、要するに「もうかる」という
利点をあたえよう、それが現在の財産権的著作権を保障するシステムです。
このインセンティブ理論自体に「そりゃまったくの間違いだ」と
断言する人はそうはいないでしょう。

このシステムはマスメディアのみが情報発信の場であった時代では
非常に有効なものでした。
出版社を例に取った場合、編集・出版・印刷・流通・小売などの多大な
コストをかけて情報は私たちの手に届きます。
そこではコストをペイするだけの情報しか発信されることはなく、
つまりマスに発信される情報と金を儲けることは不可分のものだったのです。
しかしこの状況がインターネットに代表されるデジタルネットワークの
発展によって激変しました。
変化のもっとも大きかったのは情報発信のコストが激減したことです。
一般人が月数千円で世界に向けて情報発信できる。
だからこそ、フリーウエアやシェアウエアのようなものが存在できるといえます。

さてコストが激減したことによって、不可分であった
「マスに向けた情報」と「儲けること」の関係が断ち切れてしまいました。
デジタルネットワーク上で情報発信する際、
儲けることを第一に考える必要性がないことはおわかりと思います。
そこで本来は当たり前だったことなんですが、著作権システム上は当たり前ではなかった
「人間は別に儲けるために情報を作り出す(著作物を創作する)わけではない」
ということが表面化してきたのです。
著作権システムの柱は前述のとおり、
「経済的利益を保障することによって、創作の意欲を確保する」ということです。
しかし、経済的利益=金はたしかに創作意欲を高めてはくれますが、
そのすべてではない。
ではどんなことが創作意欲になるのでしょうか。

2へつづく


投稿者: KIG


ここの会議室での意見を読みつつ
私はみなさんがソフトを作る意欲がどこにあるのか分析してみました。
大体以下の4つのファクターに分類できるのではないかと思いました。

1 自己実現・自己表現
単純にソフトを作ること自体が楽しく、それを公開することに喜びがある、
ということです。趣味で絵を描くことなどと同様の意欲ですね。

2 ボランティア
自分のソフトを誰かが役に立ててくれていること、
社会の役にたっているのがうれしい、ということです。

3 コミュニケーション
ソフトを公開することによって、
利用者やこういった作家仲間と語り合ったりすることができることが楽しい。
よく作家などが「読者のファンレターが励みです」
というのを考えてみるとわかりやすいですね。

4 経済的利益
多少のこづかい稼ぎができるのが魅力である。企業の場合はこの経済的利益が第一です。

1から4に下るにしたがって外的なファクターとなります。
この4つのファクターの優先順位・割合の変化によって、
その人のネット配信ソフトに対する姿勢がきまってくるのではないでしょうか。

1や2が強ければフリーウエア、3ならメールウエア、4なら有料ソフトなど。
このファクターの微妙なバランスの上に成り立っているのが、
シェアウエアという存在なのではないかと思います。
自分は何を重視するか、このソフトに関してはどのようなスタンスをとるか、
それをいちいち明確にしていく必要性が、ネット配信のソフトをつくる皆さんには
あるのかもしれない、と考えています。

私はごく基本的なプログラムが組める程度の人間ですので、
ひょっとするとえらく的外れなことを言っているかもしれません。
どんな意見であろうとも私の研究の助けになると思いますので、
ぜひ感想をお願いします。

最後に一つ。著作権のことを知りたい人は
岩波新書「マルチメディアと著作権」中山信弘
がお勧めです。


投稿者: Nakam

売れない作家さん&みなさんはじめまして。Nakamと申します。
私は、シェア協入って無いんで(今の所入るつもりも無い)、ROMしてようと思ったんですけど、ちょっと気になったもんでRESします。

私も、自分のソフトを「売る」って感覚があまりないです。だから、レジストの説明でも、「登録」って言うのを強調しています(つまり協賛者であるということ)。あくまでも私自身の感覚ですが「売る」だと、ドライな感じがします。例えばMSの製品ならばみんな「買う」って感じですよね?たとえ、サポートがあっても、要望やバグにまともに対応してくれるとは思っていないような気がします。少なくとも私はそうです。それに比べれば、シェアウエアは要望もバグ対応もまともにとりあってくれるような期待感があります。これって、「開発に参加(協力)する」って意味に近いんじゃないかなぁと思うわけです。だから、私は自分のソフトのユーザを協賛者だと思うわけですね。私は、サポートを重視するので、逆に「売っている」とは思いたくないのです。
多分、オンラインソフトの魅力ってこういうところにあるんだと思うのですが、いかがでしょうか。
ただ、私がレジストしたいくつかのシェアウエアの作者に熱烈な感想&要望メールを出しましたが、1例を除き返事がありませんでした(当然要望も受けられていない)。対してフリーウェアの作者さんの場合は、100%返事が来ました。私は、これらの事実からも「売っている」ソフトにサポートは期待できないと思ってしまうのでした。
全てがそうだとは思っていません。あくまでも私の感覚です。明確に「売って」いて、かつ強力にサポートしていらっしゃる作者さんも知っています。
「責任逃れ」については、どうしてそうしなければならないのか、nabeさんから教えてもらいました(直接じゃないですけど)。世の中にはいろいろな人がいるみたいですね。


投稿者: こたろう

>私も、自分のソフトを「売る」って感覚があまりないです。だから、
>レジストの説明でも、「登録」って言うのを強調しています
>シェアウエアは要望もバグ対応もまともにとりあってくれるような期待感
>があります。これって、「開発に参加(協力)する」って意味に近いんじゃ
>ないかなぁと思うわけです。だから、私は自分のソフトのユーザを協賛者
>だと思うわけですね。

今後もシェアウェアを作るつもりの無い僕がわからない点なの
ですが、シェアウェアを使用し開発に協力する側の者が、なぜ金
銭を支払う必要があるのでしょうか?開発に協力してもらうのが
目的であればシェアウェアにする必要はありません。また、支払
い前と支払い後で利用できる機能に差をつける必要もありません。
支払い後に利用できるソフトウェアの機能が増えるのであれば、
それは一般的にはその機能を「販売している」と言うのではない
でしょうか。

シェアウェア作家の方がどういう意図から「登録」と言ってい
るのかは理解できましたが、その意図が十分に伝わっているとは
思えませんし、とっている手法にも疑問が残っています。シェア
ウェアを使用していても「この機能を利用するには登録してくだ
さい」「試用期間を過ぎました。使用続けるなら登録をお願いし
ます」というダイアログを出すだけでは今後も意図は伝わらない
と思うし「このソフトのこの機能は売り物だ」と思いこむ人がた
くさんいても不思議は無いでしょう。「素人ほどマニュアルやド
キュメントを読まない」という傾向にありますし。


投稿者: Nakam

こんにちは。

>ですが、シェアウェアを使用し開発に協力する側の者が、なぜ金
>銭を支払う必要があるのでしょうか?開発に協力してもらうのが
>目的であればシェアウェアにする必要はありません。また、支払
>い前と支払い後で利用できる機能に差をつける必要もありません。

開発する側になれば、費用がかかるのは当然ですよね?
でも、確かに支払う必要はありませんね。が、支払わない必要もないですよね?

>支払い後に利用できるソフトウェアの機能が増えるのであれば、
>それは一般的にはその機能を「販売している」と言うのではない
>でしょうか。

私は、機能制限をしていないのですが、いづれにしろ販売していると捉えるのは、ユーザなのではないでしょうか?ソフトを「買う」人たちは、確かに「買った」きりで、何も言ってきません。
そういうユーザが、私のソフトを「買った」と捉えても、市販のソフトに比べてサポート等に遜色があるとは思えません(だって殆どの場合、開発者自らがサポートするんですから)。
サポートの質は、企業でも、個人でもそれぞれですから、「買った」と捉えても、何も問題があるとは思えません。

>シェアウェア作家の方がどういう意図から「登録」と言ってい
>るのかは理解できましたが、その意図が十分に伝わっているとは
>思えませんし、とっている手法にも疑問が残っています。
(改行変更しました)

シェアウエアという形態は、まだ未成熟なものだと思っています。ですからその意図を伝えるためにいろいろ試行錯誤し、努力していかなければならないと思います。
ただ、容易にご想像できると思われますが、シェアウエア作者といっても千差万別ですから(例えば全国の八百屋さんに「あなたはなぜ八百屋さんなのですか?」との問いに全てに共通する回答があるとは思えませんよね)、こういった考えを持っているシェア作家の方がどれくらいいるか疑問です。

>シェア
>ウェアを使用していても「この機能を利用するには登録してくだ
>さい」「試用期間を過ぎました。使用続けるなら登録をお願いし
>ます」というダイアログを出すだけでは今後も意図は伝わらない
>と思うし「このソフトのこの機能は売り物だ」と思いこむ人がた
>くさんいても不思議は無いでしょう。「素人ほどマニュアルやド
>キュメントを読まない」という傾向にありますし。

こういうのは、フリーソフトでも一緒ではないでしょうか?
私は、フリーソフトに関する認識も本質的には同等だと思っています。一般的には、単なる「無料」のソフト(または雑誌のおまけ)という認識ではないでしょうか?
シェアウエアに関しても、「シェアウエア」自体が誤解されている面も確かにあります。
私の見ている範囲でも、「DLするだけで料金を取られる」、「使う前に料金を支払わなければならない」、「起動すると自動的に料金が送金される」なんていうのがありました。
「買う」という意識だと、これらの誤解は仕方が無いのでしょうね。まず、「オンラインソフト」とはどういう物かを一般に理解してもらうのが先決だと思います。

※上記は全て、私個人の考えです。私は、シェア作家の中でも自分を異端だと思ってます。


投稿者: こたろう

>開発する側になれば、費用がかかるのは当然ですよね?
>でも、確かに支払う必要はありませんね。が、支払わない必要も
>ないですよね?

費用はかかります。フリーソフトを開発してますが、当然
経費みたいなお金は必要ですから。「支払わない必要もない」
ということですが作者側が「支払う」制度にしているため、
利用者と作者との間で意識のズレが生じるのだと考えていま
す。誤解は時に不幸な結果を生みます。誤解の原因となりう
るものは取り除いておくのが良いと考えていますので「僕は」
ソフトウェアを発表するときにシェアウェアという制度を採っ
ていません。

>私は、機能制限をしていないのですが、いづれにしろ販売
>していると捉えるのは、ユーザなのではないでしょうか?
>ソフトを「買う」人たちは、確かに「買った」きりで、何
>も言ってきません。
>そういうユーザが、私のソフトを「買った」と捉えても、
>市販のソフトに比べてサポート等に遜色があるとは思えま
>せん(だって殆どの場合、開発者自らがサポートするんで
>すから)。

ネットワークにつながっていない人は「パソコン界の弱
者」とも言える立場にあります。市販のソフトはそれらの
人達にもサポートをしています。住所、電話、FAXなど
の問い合わせ窓口を明記しているからです。パソコン界の
弱者が雑誌の付録CDROMからシェアウェアを入手した
場合、雑誌社はサポートしませんし、作者に問い合わせよ
うにも連絡が取れない、という事態が起こります。これは
市販のソフトと比べて大きく劣る点だと思います。

確かにサポートの質は市販ソフトでもメーカによって違
います。しかし、一般的な問い合わせ手段(電話、FAX
など)がない市販ソフトは僕の知る限りありません。何だ
かわけのわからない怪しげな商品(たとえば「電磁波を吸
収するナントカナントカを配合!」とかいうもの)には電
話番号もFAX番号も書いていないことがあります。書い
てあっても本当につながるのかどうかわからなかったり。
連絡先が電子メールの宛先だとしても、出せる手段がなけ
れば意味が無い。「製造・販売:日本海溝海底」なんて書
いてあってもどうしようもない。手紙も出せないから。

「買うと捉える」のは確かにユーザです。しかし「売っ
ているのではない」と思いこんでいるのは作者です。これ
が僕の言う「誤解」です。

>>シェア
>>ウェアを使用していても「この機能を利用するには登録してくだ
>>さい」「試用期間を過ぎました。使用続けるなら登録をお願いし
>>ます」というダイアログを出すだけでは今後も意図は伝わらない
>>と思うし「このソフトのこの機能は売り物だ」と思いこむ人がた
>>くさんいても不思議は無いでしょう。
>こういうのは、フリーソフトでも一緒ではないでしょうか?
>私は、フリーソフトに関する認識も本質的には同等だと思ってい
>ます。一般的には、単なる「無料」のソフト(または雑誌のおまけ)
>という認識ではないでしょうか?

「シェアウェアもフリーソフトも根本は同じだ」とは僕には思
えません。フリーソフトは「無料」です。街頭で配っているティッ
シュがたとえ一枚しか入っていない不良品だったとしても、交換
してもらおうと考える人はいないでしょう。ところが、コンビニ
で買ったティッシュが一枚しか入っていなければ、僕は交換して
もらいたい。シェアウェア作家の方の周りにどれだけパソコンに
通じた人が多く「シェアウェアが一般の商品とは異なるものだ」
ということを知っている人が多いかは知りません。しかし、パソ
コンブームに乗ってパソコンを買った多くの人が、シェアウェア
と一般の商品を分離して考えているとは到底思えないのです。フ
リーソフトは街角で配っているティッシュと同じと捉えてくれて
いると思います。これは何人かの人に lha などのフリーソフト
を使い方を説明するときに「タダだから」というと納得してくれ
ているところを見ているからです。僕が説明しなくてもタダで使
えるのであればわからないときに「問い合わせよう」と思う人は
いないでしょう。

オンラインでしかサポートしないシェアウェアならオンライン
でのみ配布し、再配布を禁じるほうが良いのではないでしょうか。
当然、CDROM収録などは断る。そうでなければ一般の商品と
同等程度の問い合わせ対応をする。それが一般消費者の意識だと
思う。


投稿者: さとりん

こんにちは、さとりんです。

KIGさんの投稿のレス

KIGさん、非常に勉強になる文章ありがとうございました。
見たとたん、印刷かけてしまいました。
(著作権侵害とかいわないでね。)

私はメールウェア1ッコしか出してなく、今シェアウェアを作っている
もので、発言する資格は全く無いですが

「なぜソフトを作り配信するのか?」
という質問の解答は貴方の分類した4つのファクターで非常に正確に
分類されていると思いました。
作者の方々はそれをすべてひっくるめているのではないでしょうか?

作者によって思いの強さが1〜4のどれかに重点が置かれるかという
事はそれぞれ異なると思いますが・・・
私はそのすべてを感じつつプログラミングしています。

貴方の研究は非常に面白いですね。「的外れ」ではないかといわれて
いますが、私は「的に大当たり」だと思いました。
どのような所で研究なさっていらっしゃるのでしょうか?
大学名などは発言するのはイヤだと思いますので、どういった学部
でそのような研究の所属する学会はどういったモノがあるのでしょうか
情報科の方なのですか?最近増えてきた文系理系問われない
「総合情報」系の方なのでしょうか?
よろしければ参考にさせて頂けないでしょうか、
(いや・・シェア作家で食っていけなかったら、
そういう道にすすみたいかな〜〜と思っているので・・)

ただ、余りにも的確で、「感想ください」というのには
レスがつきにくい書き込みですよね。
「そのとおり!」という書き込みもちょっと変ですし・・
それにしても、あの文章が過去ログに埋もれてしまうのは
残念に思います。

ちょっと追記
私はインターネットの成立の過渡期である現在は、
マスメディア成立の過去になぞって成長していくものだと思っています。
「窓の杜」「ベクター」などがシェアウェアのマスメディアに成立
していくのでしょう。
過去の経済的マスメディア成立の歴史を学ぶと、面白いかも知れませんよね。
マスメディアが成立してから音楽や文章の著作権が認められるように
なったのでしょうか?

飛躍しすぎかもしれませんが
そのうちフリーウェアなどは一般人が目にする機会が減るでしょうね。

極端な例ですが、
ただで、小説書いて、ビラに印刷して梅田の駅前(ローカルですまん)で
人々に配っている人がいないように・・・
音楽を野外でずっと歌っている人の夢は「メジャーデビュー」で
野外で歌う人の歌が全国の人に伝わる事がないように・・

んーちがうかな?
技術革新による、チャプターが無視されてるかな、

長文失礼しました。


投稿者: さとりん

こたろうさんのご意見、非常に参考になります。

私は、シェア作家を目指していますが
「シェア作家は職業」論者なので

なるほど参考になります。
そうですね。私がサポートをする時は電話にしたいですね。
なりたい職業になろうとすると当然困難が伴いますね。
頑張らなくては!

前から、メールを打つのはやたら時間がかかるので、
何かとコミュニケーションは電話にしたいなーと思っていたのですが
「いわゆるネットに個人情報を流すのは危険だ」という暗黙の風習がありますよね。

バカバカしい話です。電話帳に電話番号のせるのとネットで載せるのと
それほど変わらないですよね。
いたずら電話などされるとかないませんが・・
携帯電話にしておけばそういう苦労も少ないですね。受信専用なら安いだろうし。

シェア作家を目指す以上は自分で、「こんなソフト要らんわ」と思う
ようなモノは作りたくないですしいい加減なソフトは世に出してはいけないと
思っています。世のモノ作りをされている方は人形作りの職人でも、大工さんでも
わらじ作っている人でも、和紙作っている人でも、
お金をもらう以上、「プロ」であって、いいかげんではいけないでしょう。
(そうは思っても実力ないのでいいものが作れないんですよね〜〜
機能面ではどんどんいいものを作れるが実行速度低下は
私の実力ではどーしようも無さそうだ・・)

ただ、こういう意見はとにかく日本的なんですよね。(もち私が日本的なのですよ)
日本=資本主義、米国=自由主義、(関係ないけどヨーロッパ=歴史主義)
という話を聞いた事があります。
自由主義アメリカにダントツにソフト技術で敗北している事を考えれば
ソフトウェア産業の事を考えるなら何でも、シェア、金もうけ、
売り物だからちゃんと作れ、サポートも充実させろ
等とは考えてはいけないのかもしれません。

日本が許さない(こたろうさんが許さなくて、私自信も許さない)
風にソフトを作っていくなら、技術的な進歩は遅くなってしまうかもしれません。

その事はちょっと頭に置いといて欲しいです。

いずれにせよ。シェア作家=職業、論者としてはいいものをつくりたい。
そういう職業について一生ソフト作りしていきたいな。

またまた長文失礼しました。
ああ、この時間にコード見直してチェックする事も出来たが・・
よし、今から頑張るか!
それにしてもDelphiでWinAPIの参考書が少なすぎる〜〜というか無い
日本では参考文献の数の論理でVBに圧倒されそうです。(T-T)
分厚い英訳本は大体D2の物でD4対応で出るのか?
ほんと日本は大勢にながされるというか、うわさが好きというか・・
JAVA使いこなしてる人なんてそんなにいないだろうに、JAVA本はどうして
あんなに多いんだ。Delphi本を出してくれ。

あ、駄文でした。すいません。


投稿者: Nakam

こたろうさんこんにちは。

こたろうさんの過去の発言をもう一度見直しました。

>「株式会社××××」とか「有限会社××××」のように
>会社組織として作成したシェアウェア(実態は販売)はサポー
>トもしっかりしているのですが、個人名で作成されたシェア
>ウェアのうち、「販売」されているものはサポートが比較的
>弱いと感じています。つっこまれそうなので先に書いてお
>きますが、「全ての会社・作者がそうだ」とはいいません。

すみませんでした。この辺は、全く同意見です。しかし、私個人は、ユーザ(市場)が決める事で、どのようなサポートをするかは全く自由だと思っています。こたろうさんは、自然淘汰がなされる前に一般のユーザが離れていってしまう(つまりオンラインソフト業界自体が衰退する)のを危惧していらっしゃるのでしょうか?シェアウエアを否定するわけではないですよね?
ただ、私はこの中には入らないようです。住所は公開しているし、郵便でのサポートは受け付けています。でも、電話番号は公開していません。なぜなら、リアルタイムにサポートする事はほとんど不可能ですから(専業ではないので←この部分を否定されると困るけど)。可能な限り対応していますのでユーザが「販売」と認識しても、遜色はないと考えています。ちなみに機能制限もありません。
責任逃れについては、企業の方がすごいです。サポートに問い合わせても徹底的にこっちのせいにして、決定的な証拠を突き付けると謝って終わりとかね。

>「シェアウェアもフリーソフトも根本は同じだ」とは僕には思
>えません。フリーソフトは「無料」です。街頭で配っているティッ
>シュがたとえ一枚しか入っていない不良品だったとしても、交換
(以下略)

私が言いたかった「本質」とは、自分のソフトを公開する場合には、フリーであれシェアであれ、作者それぞれに思い入れや目的があると思うんですよ。こたろうさんだって、何か思い入れや目的があるのではないですか?この部分が(あることすら)一般には理解されていないと思うのですよ。
私は、オンラインソフトを使う場合まず初めに、「作者の声」の部分を見つけて読みます。この部分は非常に重要だと私は思うからです。
 「クソみたいなソフトだけどフリーはこれしかないから仕方なく使ってる」
と言われても、使って欲しいですか?「無料」とは違う次元ですよね?まあ、こういう極端な人は余りいないと思うのですが、フリーソフトは軽く見られているような気がしてなりません。現状では「無料」だからといって、思い入れや目的が理解されているとは思えないのですが。それとも、「街頭で配っているティッシュ」だから、リリース後は何人かが裏側の広告(思い入れや目的)に目を通してくれれば良くて、それ以外はどう使われてもいいですか?
フリーだって、本質を理解してもらうべきではないでしょうか?
#私も、フリーソフトを公開しているので、「街頭で配っているティッシュ」に例えて欲しくなかったなぁ。


投稿者: こたろう

>こたろうさんは、自然淘汰がなされる前に一般のユーザが離れていってし
>まう(つまりオンラインソフト業界自体が衰退する)のを危惧していらっ
>しゃるのでしょうか?シェアウエアを否定するわけではないですよね?

このままではシェアウェアが日本で社会的に認知されることはありえな
いと思っています。シェアウェアという名の個人販売をしている人達が今
のまま問い合わせにも応じない姿勢を見せているなら、世間は「シェア
ウェア=買ったのに問い合わせもできないソフト」というレッテルを貼る
でしょう。ニュース○テーションとかが「特集」でやったら、一般消費者
はどういう反応をするだろう?キャスターはどういうコメントをするだろ
う?本当のシェアウェアという概念を理解しきれないまま、怪しいソフト
です、便利なものもありますが買ってはいけません、と締めくくるような
気がする。「シェアウェア」と名乗るものはひとくくりにバッサリと。

僕はシェアウェアを否定しているわけではありません。個人販売してい
る「全ての人」を否定しているわけでもありません。しかし安易にシェア
ウェア作家(個人販売)となる前に「販売するなら、責任も負わなければ
ならない」ということをよく考えて欲しいのです。販売ではない、賛同を
求めているのだ、というなら「販売と誤解されないような」作り方にする
べきだと思う。

>ただ、私はこの中には入らないようです。

話の流れで Nakam さんと意見交換していましたが、Nakam さんを否定
しているわけでも責めているわけでもありません。書き方が悪かったので
しょうか、申し訳ありませんでした。最初にそう書けばよかったですね。
Nakam さんのサポート体制についてはすばらしいと思います。機能制限も
ないソフトウェアに対して、そこまで姿勢を見せる人もいるんですね。

>私が言いたかった「本質」とは、自分のソフトを公開する場合には、フ
>リーであれシェアであれ、作者それぞれに思い入れや目的があると思う
>んですよ。

意味を取り違えたようです。失礼いたしました。ティッシュの例は「無
料か、そうでないか」によってもらった側の不良品に対する意識が異なる
という意味で使っただけです。ソフトウェアがティッシュと同じという意
味ではありません。僕自身もフリーソフトライターのはしくれ、できたソ
フトは子供です。誉められれば嬉しいし、けなされれば悲しい。そして、
よそのソフト達に迷惑をかけるソフトには育てたくない。フリーソフトが
軽く見られているとは思いませんが(lha は偉大です)自分の思いを理解
してもらえると確かに嬉しいです。


投稿者: 中年A

どうも、こたろうさんなどオンライン販売ソフトウエア否定の方の意見が
よくわかりません。私の考えは、「多様性は良いことだ」につきます。
そういった意味では、オンライン販売ソフトウエアを嫌いな人たちもまた、
当然いる筈だと思いますが、「なぜ、そこまで否定するのか、単に『自分は
買わない』というだけではいけないのかが理解できません。

例えば、全国にサポート拠点を持つソフトウエア会社作成のソフトウエアが
1万円であるとします。逆に、電話が1本しかないような会社のソフトウエア
が3000円だったとします。どちらを選ぶでしょう?人それぞれですが、
少なくとも選択の余地が無いよりは良いはずです。さらに、電子メールサポ
ートのオンライン販売で1500円だとします。
さぁ、なぜ電子メールのみのサポートのオンライン販売1500円<だけ>
がニュース○テーションで批判されるのでしょう?さて、さらにサポート無
しのフリーソフトがあるとします。これはニュー○ステーションでどうなり
ますか?
逆に、完全サポート100万円というソフトウエアしか存在出来ないような
世の中は病んでいます。それこそニ○ースステーションで問題視すべきです。
「特集!技術の一般化を阻む日本のサポート保証とは」ですかね?

シェアウエア作者がすべきことは、自分の限界を見据えて、出来る範囲のサ
ポートをハッキリと明記することです。出来もしないことを並べ立てること
だけは避けなくてはなりません。もちろん、「サポート無し、客なんて思わ
ない」でもかまわないでしょう。それでも、使って良ければ私は買います。
(もちろん、買わないという人もいるでしょう)
オンライン販売ソフトウエアは、新しい販売形式で、消費者の選択の幅を広
げました。いつか淘汰される日が来るのかもしれませんが、少なくとも現在、
消費者の選択の幅を広げる意味で、大きな役割を果たしていることは間違い
ありません。良い世の中になったものだとつくづく思います


投稿者: こたろう

>どうも、こたろうさんなどオンライン販売ソフトウエア否定の方の意見が
>よくわかりません。

また書きますけど、オンライン販売ソフトウェアの全てを否定しているわけではないです。

>シェアウエア作者がすべきことは、自分の限界を見据えて、出来る範囲のサ
>ポートをハッキリと明記することです。出来もしないことを並べ立てること
>だけは避けなくてはなりません。

今まで書いてきたことは中年Aさんの上の意見と大体同じです。リンクたどってくだされば、細かい経緯もわかると思いますが
もう一度書きます。足りないところは少し補います。

コンピュータの素人にはオンライン販売ソフトも市販ソフトも
同じに見える。だから市販ソフトと同じサポートを求めてしまう。
ところが、いざサポートしてもらおうとすると電子メールだけしか
できないとか、制約が多すぎる。作者はその制約を素人にわ
かりやすく説明していない。素人ほどマニュアルやドキュメン
トを読まないから、readme に書いておくだけでは伝わらない。
このままでは一般ユーザは「金だけはとるくせにサポートもし
ないソフト=シェアウェア」だと思い込んでしまう。あるいは
JARO に駆け込むかな。「嘘、大げさ、紛らわしい」のどれか
に該当するかもしれません。サポートを市販ソフトなみにす
るとか、流通経路を工夫するとか、市販ソフトとの違いを強
力にアピールしたら、というのが僕のアイディアです。「出来
もしないことを並べ立てることは避けなくては」といわれてい
ますが、「出来ることすらわかってもらえるように書いていな
い」ために一般ユーザはあらぬ期待を抱くのだと思う。

「電子メールのみのサポート」と「一般ユーザにもわかるよう
に」アピールしているなら、問題とは思いません。コンピュータ
を趣味としていない、「readme って何?プログラム?」という
ような人にもアピールができていれば、ですが。

>「なぜ、そこまで否定するのか、単に『自分は
>買わない』というだけではいけないのかが理解できません。

そうですね、シェアウェア書いたこともなく、書くつもりもない
人間が言ってもうるさいだけでしたね。失礼いたしました。