「掲示板を攻撃された、どうにか対処したい」とか「荒らしを訴える」とかのメールを最近よく受け取ります。それだけあちこちに掲示板荒らしがいるということなのでしょうけれど、そもそも掲示板荒らしとはなんなのでしょうか?

依頼を受け組織的に荒らす連中を除くと、掲示板荒らしは普通の、どこにでもいるネットサーファーです。掲示板荒らしという言葉自体がおかしいのかもしれません。

掲示板が荒れたのは荒らしが荒らしたのではなく、

発言者同士が喧嘩になった

だけなのがほとんどなんです。連続書き込みをされた・画像を貼られた・嫌な書き込みをされた・誹謗中傷、それらはすべて、

「荒らしではなく喧嘩」

なんです。訴えるなどという特性のものではありません。掲示板荒らしの対策の基本は、

喧嘩にならない掲示板運営

です。いくら技術的対策をしたところで、発言者が他の発言者を煽るような書き込みをしていたら全く持って無駄という事です。


荒らしに遭いやすいネタ

掲示板を見ていると、掲示板で扱っているネタ自体が、喧嘩を呼ぶものが多数あります。

これらは特に喧嘩を引き起こしやすいネタです。

また、次のような場合も喧嘩になり易いです。

特に管理人の態度が大きいところが、よく目に付きます。技術のない人を馬鹿にしたり、初心者を嘲笑うかのようなところは攻撃されて当然でしょう。


荒らしの予感・・。

何か事が起こりそうな状況は誰でもわかるでしょう。

  1. とにかく喧嘩になりそうな状況。二人以上の参加者が異論を唱えたり、MAC vs Winのようにどっちが正しいかなどと結論の出ない論争の時。
  2. オタクな話題。荒らしの大部分は特にオタッキーを毛嫌いする。「萌え」だの「ほえ」だの言うと、オタクと思われる(いかにもデブオタクというイメージの言葉)
  3. ネカマが出ている時。攻撃者に言わせると「気持ちわりーんだよ」。

荒らされる大部分は上記に該当しています。煽りの登場する場面も、そのようです。そのような状況は作らない方がいいのですが、ネカマ等、仕方のない事もあります。


それでも攻撃者が出てきてしまったら・・

よく、構わない事が一番いい、とか言われますが、大抵の人が意味を履き違えています。構わないというのは無視する事ではないんです。

無視されると返って逆上した荒らしが仲間を呼ぶ事があります。こうなると無視しきれなくなり、大抵、喧嘩に発展します。

では構わないというのはどういうことか・・。それは、

「すみません、今後気を付けます」

「許してください、もうしませんから」

などと謝ってしまう事です。まじめな口調でです。こうすると、荒らしはツッコミを入れる場所がなくなりますから退散します。それでも荒らされる場合は

「すみません、どこか気に触った事がありましたでしょうか?」

と、あくまで低姿勢に出る事です。

そんなふうに考えていなくとも、言葉だけそうするんです。


現実社会で同僚や先輩から文句を言われて、

「ハイハイ。バカは引っ込んでね」

「アンタの電話番号は知ってるんだ。親にチクるぞ」

などと言ったらどうなるでしょう。それと同じ事です。頭の中では、”うるせぇハゲオヤジだな”とか”先輩面してんじゃねーよアホ”とか思っていても、それを口に出す人はいないはずです。

低姿勢に出られて、それでも文句垂れる人もいますが、そんなにコトは大きくならないはずです。ネット社会でもそれは同じ事。掲示板攻撃はクラックと違いただの喧嘩の発展形ですから、適当にあしらうのが上手いやり方なのです。

ネットでは見た目は匿名と言う事もあり、ついついホンネが出てしまいがちです。けれど、ホンネで話していい場合とそうでない場合がちゃんとあるんです。

ヴァーチャル世界でも、使ってるのは人間ですから・・。


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