/* * Winを256倍楽しむ本(telnet編) * * 出張から帰ってきてこんなもの書いてちゃいかんのだが * とりあえず、telnet編書いてみたけどどうでしょ。 * */ 第6章 Telnet でつなげ! その1 (メーラーなんか、もういらない) 其の一 メールを送る やはり最初はsmtpのお話でしょうか。でもこの方法は超有名でいくらでもころがってます ねぇ。そこで「お子様win 」としては非営利、非内輪、非偽善の精神、いや違った1)オリ ジナリティ、2)普通でない使い方、3)あまり役にたたないの3本柱を守りながら進めてい きたいと思います。 その前にあなたがワタシに騙されてTeraTermを拾ってきたとしたら、Setup->General の LanguageをJapaneseにしておきましょう。ほら、ヘルプが日本語で出てきた。..よく読 んでおきましょう。 あなたがプロバイダに加入した時貰った「これを設定しとけ」の中にメールサーバーとい うのがあったはずです。そしてメーラーのどこかに入っているはずです。たとえば、 送信メール(SMTP) smtp.mailhost.or.jp 受信メール(POP3) pop.mailhost.or.jp 両方同じかも知れませんね。これを使います。( 別に悪いことする訳じゃないからね)Ter aTerm を起動したらダイアログが現れるのでHOSTにsmtp.mailhost.or.jp をTelnetのチェ ックは外しておいてTCPPORT を25に。あ、その前にSetup->Terminal でローカルエコーは ON、Newline はCR+LF にしておきましょう。とりあえず他はデフォルトのままでいいでし ょう。 どうしてもwin95 付属のtelnetを使いたい人はコマンドラインで、 telnetsmtp.mailhost.or.jp 25 うまく繋がると何やら文字がでてきます。 タイプミスに注意して、HELO と挨拶から始めます。 Server:はだいたいこんな感じで返ってくるということです。 > は、あなたが打ち込む部分。 Server: 220 hogehoge.ne.jp Sendmail 8.6.12 Ready 996 18:21:24 +0900 Server: 220 Spoken here > HELO gehogeho.com {CRLF} Server: 250 hogehoge.ne.jp Hello gehogeho.com[202.32.4.19] > MAIL FROM: [まあ、適当に] Server: 250 OK RCPT TO: [ここに受け取り人] Server: 250 OK > DATA {CRLF} Server: 354 Start mail input; end with {CRLF}.{CRLF} ( This is intentional blank ) ********** [A] > Date: 3 Jun 97 22:45:41 > FROM: [デタラメかアナタの嫌いな奴] > Subject: I HATE YOU > To: Aho@hehe.or.jp [ここは適当に] > > (本文) > You're so stupid, when the weather man said it was chilly, > you grabbed a spoon! > Yo momma so fat she was mistaken for God's bowling ball! > HAHAHAHAHA!!!!!!!!!!!!!! > . [最後は .ピリオドで終わる] Server:250 OK > QUIT [QUITで終了] Connection closed by foreign host. これで悪口メールは相手に送られる。もし途中で間違いに気づいたらRSETと打ち込み、MA IL FROM:からやり直しましょう。 なぜ、RCPTTO: とDATAの後のTo: を変えたか?相手のメーラーに表示されるのはDATAの後 にあるTo: だからだ。もし、バレたとしても、 「俺は Aho@hehe.or.jpに送ったんだ!」 と言い訳できる、といいが....相手がアホなら効果はある。 さて、まだ********[A] の空白部分を説明していない。お子様win が受け取り人を誤魔化 すだけだと思ったら大間違いである。[A] に入れるべき文字列はこれ。 Received: (from hogera@localhost) by cdt-list.cdt.org (8.6.12/8.6.9) id PAA00124; Thu, 3 Jul 1997 10:34:04 -0400 もちろん適当に書いちゃいましょう。あまり変な時間にしないように。前に出てきた「発 信元を偽る」というやつでした。さあ、これでイタズラを楽しんでくれ。 最後に、送った結果についてはすべてあなたの責任です。怒られても私が警告しなかった とは言わないように。 RFC821 ======================================= 其の二 メールを読む 今度はメールを読んでみましょう。同じ要領であなたのPOPサーバーに繋ぎます。ポー トは(たぶん)110 。 おっと、その前に実験用のメールを自分宛てに出しておきましょう。たぶんこんな感じに なるでしょう。 > が入力する部分。 +OK QPOP (version 2.3) at postoffice starting. > user hogehoge [自分のアカウント名を] +OK password required for hogehoge > pass ******** [パスワード] +OK maildrop has 1 message (567 octets) [メールが1通来てました] > list [Listを表示させる] +OK 1 message (567 octets) 1 567 . > retr 1 [ 1番を読む ] +OK 567 octets Received: by hogehoge.com; id M1203445; Wed, 16 Jul 1997 15:08:55 +0900 (JST) Received: from vicePresident.WhiteHouse.gov by undergroundnet.com (8.8.5+2.7Wbeta5/3.6Wbeta4-03/22/96) id M1210690; Wed, 16 Jul 1997 15:08:52 +0900 [ おお、ホワイトハウスの副大統領から^^; (レジストリ編参照) ] Message-Id: <199707153708.MAA25490@undergroundnet.com> From: "Nobody" To: Subject: telnet test Date: Wed, 16 Jul 1997 15:04:37 +0900 X-MSMail-Priority: Normal X-Priority: 3 X-Mailer: Microsoft Internet Mail 4.70.1157 testing.. [ここから本文] 漢字テスト ↓ 日本語も使えるようです。 end.. [本文ここまで] . > quit [QUITで終了] +OK POP server signing off (1 message, 567 octets left) どうです。Telnetだけでメールのやりとりが出来てしまいました。さあ、重たいメールソ フトなんか消してしまいましょう。 ======================================= 「いちいちこんな事してメールを読むのは大変だ」と思っていませんか?アタッチがあっ たらどうするんだ?そうです。その通りです。 「ヘッダをいじれるメーラーがあれば、telnetでやることないんじゃない?」そう言えば ”telnetなんかでやるとRSETのお世話になるのが関の山”と言ったのは私でした。まった くその通りです。^^; なお、このやりかたはWin95/NT以外ではできません。:-p DOS/V マシンを持っていない 人は早く買ってきましょう。