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ここに書き込んでくださる数少ない貴重なシェアウェア作家さんにおたずねします。
まだ作家になる前のシェアウェアに対する考えと、なってからの考えの違いってありますか?
もし、あるなら、そして覚えているなら、教えて欲しいです^^
無記名投稿者さんが、表記のような面白いテーマを出されました。
私は、シェアウェアを公開する前は、DOSのフリーソフトを幾つか公開していました。
フリーソフトを公開する際には、自分の作品をできるだけ多くの方に使ってもらいたい
と言う気持ちが最大の動機です。ですから要望を貰えば、それを実現するように努力
しました。そしてなによりも「ありがとう」の一言が何よりも嬉しかったのです。
その一言の為に、せっせとバージョンアップしていました。
ただ、今思えば使う方で、私のソフトにあわせて欲しいと言う気持ちがどこかに
有った事を正直に打ち明けます。まあDOSの時代ですから、ユーザーの平均的
スキルは、今よりは高かったと言うのも有り、それがまかり通ったのかもしれない
とも思っています。
フリーソフト作家の時に持っていたシェアウェアに対する感覚は、
一部の高い技術を持った、そしてユーザーに広く指示されるソフトを作れる人の特権の
ような感覚でした。
FDやWTermやPrtみたいなソフトを見て、無理は承知であのように慣れたらなぁ〜
と言う一種羨望の対象でした。当時日本ではまだ多くのシェアウェアが登場して
いなかったと言う事も関係していたと思います。
で、実際にユーザーからの薦めでシェアウェアとして公開しようとした時には、お金を
貰う事のプレッシャーを感じて、少し考えてしまいました。先ずは価格設定が問題でし
た。そしてサポートをどうしようか? についても真面目に考えました。
これはフリーソフト作家の時には、全く考えなかった事です。結局以前書かせてもらっ
たような事を考えてシェア化した次第です。そんな経緯が有ったので、今はシェアウェア
は責任を伴うものだと言う感覚が第一に有ります。ユーザーに迷惑をかけない事、公平
にする事を第一に考えています。
単なる羨望から現実的な責任を感じたと言うのが、シェアウェアを出す前と後の最大の
心境の変化ですね。
但し私の知っているフリーソフト作家でシェアウェアを凌駕する作品を公開されている
方は、十分な責任感でもってサポートされているので、フリーソフトは無責任であると
言う事では有りませんし、それは絶対に言いたくありません。
ではでは、
とある作家さんがレスしてくれたのに、少し言葉が足らなかったですね^^;
そう言えば、シェアウェアをいきなり公開する人なんていないんですねぇ・・・
ってことで、
自分がシェアウェアを使っているときの、シェアウェアに対する考え、
フリーウェアを出しているときのシェアウェアに対する考え、
自分がシェアウェアを出してからのシェアウェアに対する考えに訂正しますね^^;
作家さんはユーザーの気持ちも作家の気持ちも分かるけど、ユーザーには作家さんの気持ちは想像でしか分からないはずなんですね。
公開したことがなければ、想像の域を出ることはないと思っています。
だから、まずは私たちユーザーが作家さんと私たちの違いを知れたらいいなと思い、このような質問をした次第です。
彼を知り、己を知らば、百戦危うからずです^^