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最近のシェアウェアって…
投稿者: ドリスコル

最近最近新しく開発されたシェアウェアの大半は、どうも「同人誌」などと同列のような
気がするのですが、どうでしょうか。

金は取る。しかし、重大なミス(バグに限らず)があっても「まぁいいや」
的な、何やっても許される、そんな受け止め方を作者・利用者ともに
しているような気がします。

付属のドキュメントには「このソフトで何が起きても作者は責任を
負いません」という文章ばかり目立ちますし。

たとえ1円でも、金を取る以上はそれなりの責任を持って欲しい物です。


#無論、そんなものばかりでは無いことは皆さん知っているとは思います。
#また、決して「同人誌」を馬鹿にしているわけではありません。


ひさびさの書き込みです。
投稿者: 元シェアウェア作家

新しくなってから初めての書き込みかもしれません。おひさしぶり
です。

やはりフリーウェア・シェアウェアの所謂「オンラインウェア」と
営利目的の「シェアウェアもどき」は区別しないといけないのかも
しれませんね。結論からいうと以下の構図ではないかと思います。
 ×:フリーウェア   vs.シェアウェア
 ○:オンラインウェア vs.シェアウェアもどき

基本的に私はシェアウェアには反対ではないのですが、現在出回っ
ている中にはあまりにもシェアウェアを名乗るシェアウェアもどき
が多く出回っていて、それがオンラインウェア文化を脅かしている
のだと思います。シェアウェアフィーはあくまでも利益として考え
る性質のものではなく、もし利益を求めるのであれば、作成したソ
フト(シェアウェアもどき)をソフトハウスにでも売り込みに行け
ば良いのではないのでしょうか?

高いシェアウェアフィー、フィーに見合わない芥ソフト、そしてソ
フトそのものよりも高機能(?)なトラップ等による粗悪なジャン
クカルチャーはオンラインウェア文化から排除すべきです。そうす
ればここで言われている「景気を悪くしている」要因が無くなると
思います。


ライセンスについて(失敗・・カンマはダメなのか)
投稿者: 中年A

ちょっと、手元にある市販ソフトウエアのマニュアルを見てみましょう。
FrontPage(Microsoft) 活用ガイド iiiより
「このソフトウエアおよびマニュアルを運用した結果の影響については、一切責
任を負いかねますのでご了承ください」
SimLIFE (MAXIS) USER MANUAL ii より
「THIS PROGRAM IS PROVIDED "AS IS" WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND
ETHER EXPRESSED OR IMPLIED; INCLUDING BUT NOT LIMITED TO THE 
 IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABLITY AND FITNESS FOR A
 PARTICULAR PURPOSE. THE ENTIRE RISK AS TO THE RESULTS AND
 PERFORMANCE OF THE PROGRAM IS ASSUMED BY YOU. MAXIS DOES NOT
 WARRANT THAT THE FUNCTIONS CONTAINED IN THE PROGRAM WILL MEET
YOUR REQUIREMENTS OR THAT THE OPERATION OF THE PROGRAM WILL BE
UNINTERRUPPTED OR ERROR FREE.」
(MAXISはこの他にもこと細かに保証が限定されたものでしかないことを明記
 しています。さすがアメリカ・・。文中、カンマ文字はセミコロンに変更)
マイぺティア(日立ディジタル平凡社)マイぺディア97を楽しむには 46pより
「お客様が本商品を使用したことにより被ったいかなる直接的、間接的または偶
 発的損害も賠償いたしかねますのでご了承ください」

さて、オンライン販売のソフトウエア(シェアウエアとやらも含むものとしま
す。定義が曖昧なのでシェアウエアという言葉は使いません)のライセンス条
件、一般的な市販のソフトウエアと比べて、特別な無理難題はふっかけている
でしょうか?
ソフトウエア一般について、上記のようなライセンスに不満を持つ人もいるで
しょう。その人は、マイクロソフトや、MAXISに文句は言いましたか?
単に一般的なソフトウエアのライセンスに対して持っている不満を、語気荒げ
に、このページに書くのは、「とりあえず、弱そうな奴を見つけて・・」とい
うのと変わらない卑怯な行為でしょう。(単なる「ねたみ」でしょうか?)

私は「シェアウエア(この言葉嫌い)」の料金を特別なものとは考えません。
単に、「代金」だとしか思いません。「代金」を取るプログラムがある、そし
て、その中には、店頭で販売されるソフトや、個人作成の無保証無サポートの
もの、「客だなんて思わない」もの、「同人誌の」ようなもの、その他いろい
ろなものがある(そして、私がそれを選べる!)。というだけで、シェアウエ
アだの、シェアウエアもどきだのと分類する必要があるのでしょうか?

オンライン販売ソフトウエア作者のみなさんは、自分の考えで、自分の思うと
おりのソフトウエア(もちろん、必要ならユーザーの反応を見ながらですが)
を自信をもって作って欲しいと思います。「多様性は良いことだ」ですから。


やっぱり難しいオンラインソフト
投稿者: クレイジー柔術

私も、フリーソフトやシェアウェアや営利ソフトやその他のものを、
敢えて分類する意味はほとんどないと思います。
違うのは作者側の動機や都合だけで、ユーザーから見た場合、これらの
間に何も差はないのではないでしょうか? 価格やサポートの有無に
ついても、「人(or会社)それぞれ」で片付くような気がします。
最近では、企業もオンラインソフトを出したり、
それらもシェアウェアを名乗ったりしていますし、
無理に分けようとしたところで、もはや不可能でしょう。

そもそも、Webページなどについても言えますが、ネットワークの普及の
もたらした最も素晴らしいものの一つは、プロとアマチュアの境界線が
ほとんどなく、同列・同条件で評価される環境だと考えます。そして、
サポートの程度も、その評価項目の一つにすぎないのではないかと。
不安があれば、サポートが充実していそうな方を選べばいいわけです。
#が、企業のサポートが優れているとは限らないのは周知の通り。

まあ、ネットワークに慣れていない人は、こうした環境に戸惑うかも
知れませんが、それはシェアウェアのみならず、ネットワーク全体に
言えることで、マスコミも既にいろいろと警告するところですよね。
「インターネットで物を買うな」などなど。これは、ネットワークの
玉石混交・プロアマ同列の良さの代償であるわけですが。

……と、ここまで書いておいてナニですが、

これは、あくまでも第三者的立場から突き放して見たときの意見です。
シェアウェア作家の方には、お金を取ることの意味や、誤解を生まない
ダイアログの文面など、いちいち考えを巡らせていただきたいです(笑)。
ただし、それはユーザーのためにというよりも、
自分たちのためにすることだと思いますけどね。

そうそう、「From JSAA」Vol.5を見ましたが、作者安否確認システムは
いい試みですね。好感度上がりました。


Re:最近のシェアウェアって…   ( Re:0243 )
投稿者: 16ビット

みなさんはじめまして、16ビットと申します。よろしくおねがいします。

>最近のシェアウェアの大半は、どうも「同人誌」などと同列のような
>気がするのですが、どうでしょうか。
[ 中 略 ]
>付属のドキュメントには「このソフトで何が起きても作者は責任を
>いません」という文章ばかり目立ちますし。
>たとえ1円でも、金を取る以上はそれなりの責任を持って欲しい物です。

たしかに、バグだらけで使い物にならないようなソフトがシェアウェアとして出回っているのは事実です。また、自分のソフトにわざとウイルスを仕込むというような、愚かしいことをしている作者も、中にはいるようですね。
ですが、ユーザーも、ソフトの良悪を見極める厳しい目を持たなければならないと思います。シェアウェアには、一般に流通しているソフトと違って、何週間かの試用期間が設定されているから、作者の手抜きで生じたようなバグは、この期間中にわかるでしょう。また、試用期間中は気づかなかった動作不良についても、具体的な症状を教えてやれば、次のバージョンからは改善されるかもしれません。

付属のドキュメントに、免責事項が記述されているのは、あたりまえのことです。逆に「自分のソフトには、絶対にバグがない」と本気で信じている作者のほうがアブない。
プログラムに関しては、絶対にバグがないと証明することは不可能です。ほとんどのプログラマーは、バグをできるだけ減らすよう努力してはいますが、OS自体にも結構バグはあるから、動作環境とのカラミもあって、完全にバグを起こらなくすることは、きわめて難しいのです。
ソフトの挙動について、いちいち法律上の責任を負わなければならないのでは、ソフトの配布なんて、恐すぎてできたものではありません。そうなれば、確かに、いい加減な気持ちで作られたソフトは減るかもしれませんが、優秀なソフトも間違いなく激減しまから、結果的に、ユーザーの利益も損ねることになりますよ。

結局、パソコンを使うときの基本的な心構え・・・重要なファイルはバックアップをとる、あやしいソフトはインストールしない・・・を守っていれば、かなりの深刻な障害は回避できます。ライセンス協定に同意できない場合は、その製品を廃棄すればよいのです。別に、そのソフトのインストールは強制されているわけではありません。
また、ソフトにバグがあった時は、作者に連絡してやって下さい。そうすることで、作者の方にも、良い緊張感が生まれるはずですから。