テキストサイト用語集

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愛・蔵太 【あい・くらた】

ヘイ・ブルドッグ の主宰者。

挨拶 【あいさつ】 (2002/01/25)

例えば 「えーと、最近用語集ばかりメンテしていて、 普通の雑文をアップしてない松島です、みなさんこんばんは」 といった類のもの。

日記等のテキスト中では不要で無意味なものの一つ。 各テキストごとにこれをやられると、 最初のうちは面白いが、じきに飽きて鼻につき、鬱陶しくなる。

ID 【あいでぃー】 (2002/01/22)

掲示板等で、騙り、あるいは、なりすましを見破るために、 削除パスワードやリーモートホストの一部などから、 MD5 ハッシュなどを用いて、実質的に一意な文字列を割り振る仕組みのこと。

便利なのだが、従来 ID を使っていなかった掲示板で、 突然 ID を導入することになるとさまざまな悲喜劇が起こることがある。

アクセスアップ論 【あくせすあっぷろん】

ネタが思いつかない時やアクセスが減少したときに、 とりあえず、書くもの。 ありふれている。 つまらない。 と、いいつつ読む人が多いのは不思議である。

アクセス解析 【あくせすかいせき】

訪問者のリモートホストやユーザエージェントを記録し、 下手をするとクッキーまでごちそうするような仕組み。 同義語に『生 IP 抜き』等がある。

アクセスは気にしない 【あくせすはきにしない】

アクセスの多寡と清貧思想が、 不健康な形で結合して生まれたスローガン。 アクセスも酒と同じで、 ほどほどに気にすると、 サイト改善のいいヒントになるのに…。

痛いサイト 【いたいさいと】

見ていて痛々しいサイトのこと。 しかし、 テキストサイトについて言及する場合には、 二通りの解釈がある。

一つめは、 管理人がはりきってサイトを運営しているが、 ことごとく裏目に出て、 意図した効果をあげ得ていない状況を指す。

二つめは、 わざと上記のようなサイトを装い、 それで読者の笑いをとろうとするもの。

嫌なら見なければいい 【いやならみなければいい】 (2002/01/24)

「売り言葉に買い言葉」という言葉があるが、 これは、そのいずれかのもの。

訪問者と当該サイトの管理人との間の意思の疎通の齟齬が発端となって、 発せられることが多い。 よく、この言葉自体をとりあげて論評する人がいるが、 この言葉自体には深い意味はなく、一種の間投詞的に使われているので、 論評するだけ時間の無駄である。

この言葉を発した方が非難されることが多いようだが、 冷静に考えると、 ここまで追い込んだ方にも、いくばくかの、責任があるかと思う。 そもそも、 こういった発言をさせないように持っていくのが最善の策だが、 不覚にも、この一言を言われてしまったなら、 「それはそれは、どうぞ、お大事に」 といって、これ以上深みにはまらないのが次善の策といえる。

エンピツ 【えんぴつ】

日記を執筆するためのスペースが借りられるところ。 URL

大手サイト 【おおてさいと】

アクセス数だけは相当なもので、 影響力も多少はあるサイトのこと。

大手サイトからのリンク 【おおてさいとからのりんく】

アクセス数だけはやたらに多いサイトの管理人にとって、 赤い羽募金で 10 円募金したときとおなじ気持ちにさせるもの。

オフィスの友 【おふぃすのとも】 (2002/01/22)

勤務先等からも、雑文が読めるようにしたリンク集。 ファイル名が、おおむね、z.html などとなっているのが特徴。

新屋さんのが有名だが、現在はネットワーク上に存在しない。 ただ、それをもとに作成されたさまざまなオフィスの友が存在している。 一例を挙げると、 オフィスの友・海賊版オフィスの友・フレーム版オフィスの巴投げオレの友へこり (こっそりオ友)、 今日の楽しみ などがある。

最近は、マスコミがうるさいので、 あなたが公務員なら、勤務時間中の雑文読みはすすめられない。

お礼リンク 【おれいりんく】

自発的には張らないリンクのこと。

カウンタ 【かうんた】

(たいていはトップページに設置される) 数字を表示する可愛らしい仕掛け。

空メール 【からめーる】

読んだことを書き手に伝えるための冗長な方法。

キリ番 【きりばん】

キリのよい番号のこと。 だからといって、五番目のメルセンヌ素数だとか 1073 進法の 111 などと言われてもあまりピンとこないので、 あくまで、十進表記をしたうえでのキリのよい数字に限る。

キリのよい数字がアクセスカウンタに表示されたときに、 その番号を出した人を祝福することが多い。 更新のはかばかしくないときに、 キリ番祝福企画を催すとそれなりに盛り上がるので、 やはり、カウンタはおいた方がいい。

小一時間問い詰める 【こいちじかんといつめる】 (2002/01/22)

いったいこいつはどうしてそういうことをする・いうのだろうかと、 憤激して、 やや長い時間にわたって譴責しないと気がすまない様子。 小一時間は言葉のあやであり、実際には、それ以下ないしはそれ以上であることもある。

更新 【こうしん】

ファイルに変更を加えること。 ないしは、 サイトツリーに新たなファイルを付け加えること。 後者を指すことが多い。

文言、誤字脱字の修正程度で更新報告をすると、 顰蹙を買うこともあるので注意しよう。

更新報告 【こうしんほうこく】

更新しなくても報告されるもの。 あるいは、 更新リストの下の方に自分のサイトが追いやられると無性にしたくなるもの。

私が見かけたうちでもっともひどかったのが 「今日は更新できませんでした。すみません」 という更新報告だった。 同義語に宣伝がある。

降臨 【こうりん】

うわさの当人が掲示板などに姿を見せること。 しばしば、 自作自演などと言われることもある。

国立大学 【こくりつだいがく】

国立の大学。 授業料は私立に比べてやすい。 ピンキリで、 昨今の学歴社会では国立大学だからといって自慢できるわけではないので注意する必要がある。

コジャレ系 【こじゃれけい】 (2002/01/25)

横浜の外人墓地近辺の喫茶店のような、 バタ臭くて、鼻持ちならない外国趣味で統一されたたたずまいをもったサイトのこと。 さらに、見ばえばかりでもなく、 一見先鋭的にみえるが、 典型的で陳腐な思想や批判を形ばかり盛り込んだテキスト類が 「すごいのは、みばえだけじゃないんだぞ」 と言わんばかりの調子で添えられていることが多い。 要するに、雰囲気の演出が第一義のサイトのこと。

とはいっても、見ばえだけなら、上記のようなサイトはごく普通に見かけるし、 最近では、雰囲気だけでなく内容もそれなりのところは多い。 『コジャレ系』という言葉自体、多少古めの言葉だと思われる。

サイト論 【さいとろん】

ネタがなくなったときに論じるもの。 誰が書いても、 もっともらしく、かつ、それなりのところにおさまることが約束されている題材。 実際は、抽象的で、最大公約数的な議論しかできないので、 中身はさっぱりと言うことが多い。

しかし、 つまらないといいつつも、 最後まで読んでしまう人が多いので、 これはこれで、書き手にはありがたい。 もっとも、 こればかりだと笑いものになるだけなので、 間隔は適当にあけよう。

雑記 【ざっき】 (2002/01/22)

日記、雑文なども包括しうるようなノンジャンルのテキストのこと。 同義語に『雑想』など。

雑文 【ざつぶん】

これが簡単に定義できるなら、 雑文速報 は今とはだいぶ違った姿になっていただろう。

雑文祭 【ざつぶんさい】

一定の制限を課した雑文を競作して楽しむ催しもの。 主催するのも参加するのも特に資格はない。 通常、 作品の出来不出来で序列がつけられることはなく、 現代では珍しく、 真に参加することに意義のある催しである。

雑文速報 【ざつぶんそくほう】

雑文の更新報告を行うサイト。 URL。 しかし、現在では、 雑文の定義を行うための壮大なプロジェクトと化している一面がある。

侍魂 【さむらいだましい】

著名な大手サイトの代表格。 このサイトの影響でフォントいじりが隆盛をきわめたという意見もある。 URL

晒される 【さらされる】

2ちゃんねるなどで、自サイトの紹介をしてもらえること。

さるさる日記 【さるさるにっき】

日記を執筆するスペースが借りられるところ。 URL

ざれごと 【ざれごと】

自分の文章を指す際の謙遜した言い方。 駄文という言葉に比べれば、 やや 「つっこみ無用」、 「ほうっておいてくれ」 というニュアンスが濃い。

同義語に『たわごと』など。

参戦 【さんせん】 (2002/01/23)

ReadMe 用語。

自サイトをリードミーのデータベースに登録すること。 登録を行わないと、更新報告もできないし、ランキングを競うこともできない。 参戦というのは、一種物騒な用語だが、 ランキングを競う様から名づけられたのだろうと思う。 もっとも、こればかりは、命名した当人に聞いてみないと分からないが。

直リンク 【じかりんく】

リンクの本来の姿。

自虐系 【じぎゃくけい】

自分の欠点や、自分の失敗を、 実際よりもは、 大袈裟に潤色して、面白おかしく書きたてて、 読者の笑いをとろうとするサイトを指す。

ハリセンで叩きあうだけの漫才があるが、 あれを自分一人でやっているものと思えばだいたい雰囲気は近い。 最初は面白いが、 同じ手法ばかりだとだんだんに飽きられるのも事実。 適当に間隔をおいた方が効果は上がるかもしれない。

自分語り 【じぶんがたり】

誰にでもできそうに見えて、 いざ書く段になると結構難しい、 日記執筆の技法の一つ。

十七時 【じゅうしちじ】 (2002/01/25)

ReadMe のトップページには最新の更新報告が掲示されている。 そのトップページに掲載された更新報告の寿命がもっとも長いと考えられる時間。 だいたい、16 時 30 分から 16 時 50 分の間に更新報告すると、 20 分間もトップページにサイト名、キャッチコピーが表示されることになる。

更新報告が流されるのを嫌う人はこの時間に更新報告をするといい。 もっとも、この解説の影響でそうでもなくなるかもしれないが。 あるいは、実は、みんな知っていることなので、 そんなに影響はないかもしれない。

ただ一つ、重要なことを見落としている。 更新報告が長持ちするということは、 更新報告のために訪れる人が少ないということを意味するので、 長持ちしても、そんなに多くの人間の目に触れていないということである (テキストサイトの場合、サイトの管理人が読者であることが多い)。 だから、宣伝としての効果がどれほどあるのかは疑問。

十二時間 【じゅうにじかん】 (2002/01/25)

ReadMe は一度更新報告してしまうと、十二時間は更新報告できないらしい。 一日に何度か更新しても、まとめて更新報告してしまえばいいし、 別にしなければならないものでもないので、 普通はこれで十分。 なお、以前はこの間隔は六時間だったらしい。 参考

信者 【しんじゃ】

あるサイト、ないしは、サイトの管理人を尊敬し、 思想、思考のパターンから、片言一句にいたるまで、 ありがたがる人のこと。

『リスペクト』に比べると悪意がこもっていて、 揶揄する調子が含まれているような気がする。

赤裸々 【せきらら】

この一言をサイト紹介の文章などに入れると、 アクセスがなぜか増える。 実際には、 単なる空想、妄想、希望だけが書かれていることが多く、 厳密に赤裸々であるわけでもない。

もっとも、最近では『赤裸々』のインフレーションが起こっていて、 宣伝としての効果はあまりないようだ。

先行者 【せんこうしゃ】

中国のロボットのこと。 転じて、 それを扱った 侍魂 のテキストを指す。 文章そのものを読まなくても、GIF アニメだけで笑えるという神秘的なテキスト。 URL

宣伝 【せんでん】 (2002/01/22)

自分のサイトの存在を広くアピールすること。

こういうことをするとみっともないんじゃないかと思って、 躊躇していると、いささか孤独な気分を味わうこともあるので、 最低限、適当な更新報告サイトでの更新報告はしよう。

最近は、欧米の風潮の浸透で、 雑文速報日記速報 の両方に更新報告をするなどの大胆な自己アピールも見られる。 あるいは、本当に欧米人なのかもしれない。 日本語が読めれば、するなと書いてあるのがわかるはずだ。

相互リンク 【そうごりんく】

アクセスアップのためには、 もっとも効果のない方法。

親睦をはかるために、 これを行うと、 なれ合い等という誹謗を浴びる。

君が日本人の大人なら、 なれ合いの重要性もわかるだろう。 青いことは言うな。

相互リンクお断り 【そうごりんくおことわり】

「相互リンクを申し込まれても、 断れないので勘弁してください」 の意。 類義語に 「セールスマンお断り」 などがある。

駄文 【だぶん】

自分の書いた文章をへりくだって言う言葉。

本当に駄文な場合と、実際にはそうでもないのだが、 書いた本人がそう思っている場合がある。 いずれにしても、 これは書いた本人が自分の文章をどう思うかということなので、 赤の他人が、 「あなたの文章はよく書けています。 駄文だなんて、おためごかしは止めてください」 などというのは、余計なお世話以外の何物でもない。

一方で、これには尊敬の意味合いはないので、 「あなたの駄文は面白かったです」 などというのは、失礼なので、やめておこう。

駄目人間 【だめにんげん】

人が他人を指して、 「君は駄目人間だな。とっとと、目の前から消えてくれ」 などと使う場合と、 自らを指して 「ボク、駄目人間なんです。てへへ」 などと使う場合がある。

テキストサイトでは後者が圧倒的に多い。 これも、自分で自分をどう思うかという問題なので、 「あなたは駄目人間なんかじゃありません。 そんなおためごかしは止めてください」 などと、他人がどうこう言う筋合いはない。

ダーリン 【だーりん】 (2002/01/23)

配偶者のいる既婚者、特に、女性が、 男性の配偶者を日記中で指す際に、多用される言葉。 主婦の日記に多く見ることができる。 多分、多少の照れがあるのと、 ある程度の匿名性を保持するために使われているのだと推測される。 実際に、家庭内でそのように呼びかけているかどうかとは関係ない。

最近、これではあまりに画一的だということからか、 いろいろ工夫をしている人もいるようだ。 中には、龍之介などと、知らない人間が見たら、 実名だと思ってしまいがちな名称もあり、 日記を読む際にはやはり過去ログの読破が必要だと感じる次第である。

子供を指す際にも同様な手法が散見される。 トン吉、チン平、カン太などといったものが例としてあげられる。

垂れ流し 【たれながし】 (2002/01/23)

人の思惑を一顧だにしないで、 自分の私生活、思想、信条などを日記等で延々と書き綴ること。 否定的な文脈で使われることが多いが、 個人の日記の真髄は垂れ流しにあるので、 気にする必要なんかない。

段落文体 【だんらくぶんたい】

よけいなタグを使わない文体。 例えば、この用語集は段落文体ではない。

呟き 【つぶやき】 (2002/01/23)

人には聞こえないような小さな声で、 なにがしかのことを言うこと。

転じて、 聞こえてしまったのなら仕方がないが、 これは人に聞かせることを意図したものではないので、 突っ込みは勘弁してほしいということを、 婉曲に明示したテキストのこと。 同義語に『ひとりごと』など。

つまらない日記を書いています 【つまらないにっきをかいています】

サイトの紹介文でよくみかける慣用句。 謙遜に美徳を見いだす日本人固有の美意識に根ざしているので、 よく使われる。

あるいは、テレビ番組の 『開運お宝鑑定団』 によくあるような、 自分の所蔵品の評価額を不当に低く見積もる心理と同じものがここに働いているのかもしれない。 どっちにしても、人の勝手だが、 『お宝鑑定団』の場合、 あまりに不当に評価を低く見積もったら、 お宝没収ぐらいのことはやってほしい。 いくら謙遜が美徳でも、 ものを評価する目の適切さというのは、それなりに重要であるはず。

テキスト庵 【てきすとあん】

テキストの更新報告をするところ。 本来は、段落文体のテキストのみが参加できる筈なのだが、 そうでないテキストも見かける。 URL

テキストサイト 【てきすとさいと】

完結した読み物を主に提供するサイト。 読み物の内容のジャンルが問われるわけではなく、 情報の提示の仕方によっての分類。

また、読む人よりも書く人の人数が多いのもこれらのサイトの特徴。 事実、書くのは読むよりもたやすいことも多い。

テキストサイト界 【てきすとさいとかい】

よくわからないひとり歩きしている言葉。

テキストサイト論 【てきすとさいとろん】

ネタがつきたときに重宝する話題。 みんなこれをつまらないと言うが、 結局読んでしまうのが味噌である。 ただ、 あまりこれだけやっていると馬鹿にされるので、 ほどほどに。

テキスレ 【てきすれ】

2ちゃんねるにある、 『テキストサイトはここで語れ』 というスレッドのこと。 スレッドの移動があるので、URL はここには書けない。

読者 【どくしゃ】 (2002/01/23)

テキストの読み手のこと。 しかし、むしろ、テキストを読まない人間が含まれることの方が多い。

個人の web 日記を批判して、 読者を意識して書けという、 もっともらしい言説を何度も目にしたことがある。 しかし、ここでちょっと考えてみよう。

まず、そういう日記の読者は、 毎日真面目に読む人と最初から読まない人の二つに分けられる。 だから、実は最初から、日記の場合読者なんて考える必要はない。 読む人は、どんな書き方をしても読むし、 読まない人は、最初から読まない。 ただそれだけの話。

この手の言説の特徴は、 最初から存在しない一般的な『読者』を捏造したうえで、 論理を展開するのが普通であり、 こんな子供だましの詭弁にだまされてはいけない。

読者を意識して書け 【どくしゃをいしきしてかけ】 (2002/01/23)

プチ商業主義に毒された、 もっともらしい詭弁の一つ。 ほとんどの場合、 女性の執筆する日記をターゲットにしていることが多い。

こういう論理を展開する多くの人は、 実際に存在する個人の日記など読んだことがなく、 人の噂、先入観に基づいて書いていることが多い。 だから、多くの場合、メタで空疎な理屈をこねまわすだけで、 説得力のある具体例を提示してあることはまれである。

吐露 【とろ】 (2002/01/22)

多くは「心のうちを吐露します」などと言った形で、 サイトの紹介文に使われる。

包み隠さず何でも語ってしまうという意味合いから、 人前では言えないようなことがら、 大胆な告白が含まれるということを暗示する。 したがって、 『女子大生』、『看護婦』、『女子高生』 などといった名詞が伴うと、 当然アクセスはわらわらと増えることになる。 しかし、これもまた、『赤裸々』同様インフレ気味で、 宣伝効果が薄くなっているのが残念である。

なれ合い 【なれあい】

仲良く、円滑なコミュニケーションがとれていること。 場合によっては、 波風を立てるのを恐れ、 相互の適正な批判精神などが失われている状態を指す。

こういうのを見て、 「なれ合いだ!」 などと叫ぶのは青い証拠。

この日本になれ合い以外で成り立っているものが、 ひとつとしてあるか?

ニュースサイト 【にゅーすさいと】

テキストが書けないので、こちらでやれば成功するかもと、 安易な気分にさせるジャンルの一つ。 実際には、時間は取られるし、ネタの取捨選択は難しいし、 コメントは工夫しなければならないので、 運営が大変。

日記サイト 【にっきさいと】

主なコンテンツが日記からなるサイト。 日記を公開する是非とか意義とかが論じられることも多いが、 サイトをはじめるモチベーションとしては、 そこそこ悪くないのではないかと思う。

とりあえず、初出日、加筆修正日は記入するのが肝心。 人にとって興味がなくても、自分にとっては何よりの記録な筈だから。

日記才人 【にっきさいと】

日記の更新報告をするところ。 クラッキングされたという噂が有名。 これ以上は知らない。 URL

日記速報 【にっきそくほう】

日記の更新報告をするところ。 雑文速報 が、 「雑文以外の更新報告も混じっている」 と言う意見があるのに対して、 こちらは、 本当に日記だけであることが多く、 誰も 「日記以外の雑文が混じっている」 とは言わない。 URL

日記読み日記 【にっきよみにっき】

人の日記を読んだ雑感などを書き記す日記。 これをやってただですんだ人は少ない。

「日記読み日記を書く」の同義語は「火中の栗を拾う」。

女体盛り 【にょたいもり】 (2002/01/26)

旅行番組などでよく見かける、刺身などを舟の形の容器に盛ったものを、 舟盛りというが、 これは、全裸の女性のからだに刺身を盛りつけたもの。 盛りつけ例上記ページのあるサイトのトップページ。 なお、2ちゃんねるにも専門のスレッドがある。

言葉の上での遊びだけだと思ったら、 本当にやった人がいて、見る人を驚愕の坩堝にたたき落とす好例。 世の中広い。

猫 【ねこ】 (2002/01/22)

批判、誹謗などから、管理人を守る動物のこと。

ハァハァ 【はぁはぁ】 (2002/01/24)

(もともと、性的興奮に達した状態で、息が荒くなることから) あるもの・人が(性的に)アピールするところがあって、 素敵だ、できれば、(性的な)接触の機会を持ちたい、 と希求する気持ちを擬音語で表現したもの。 通常は、「メイドたんハァハァ」などと使う。 最近では、おかしみを込めて、 「如雨露(じょうろ)たんハァハァ」 などと、入手を希望する物品・商品に対しても用いられる。 また、 単純にウケを狙い、無意味にハァハァなどとテキスト中で連発することも多い。

(表記上の注意 : ハァハァは半角かなで表記するのが普通)

発掘 【はっくつ】

「ねぇ。昨日面白いサイト見つけたんだけど…」 の傲慢不遜な言い回し。

ハーボット 【はーぼっと】 (2002/01/26)

トップページの重さをメガトン級にしてくれる、 前代未聞のおもりのこと。 ADSL でつないでいない限り、 ハーボットのメガトンパンチは、しこたま、あなたを打ちすえることだろう。 「ホームページの小さな住人」 ということから察するに、 異様に密度の高い物質からなっていると推測される。 公式サイトの URL

人それぞれ 【ひとそれぞれ】

「ねぇ。こんな議論やめない?」 をいかにも大人らしく言い換えたもの。 誰かが「人それぞれ」といいだしたら、 「ああ、そうですね。おっしゃる通り、人それぞれですね」 と、いって、話題を変えるのが真の大人の態度。 これに、難癖つけるのは青い。 というか、「人それぞれ」と言わなきゃならん立場の人間のことも考えてほしい。

日々の何気ない… 【ひびのなにげない…】

日記を主なコンテンツとするサイトの紹介文で使われる慣用句。 徒然草や方丈記をはじめとする我が国の随筆文学の王道の下流にあるもの。 誰にでも出来そうな感じがするが、 もろに感性の根幹での勝負という泥沼にはまるので、 実は誰にでも出来るというものではない。

非モテ系 【ひもてけい】

自分のモテない事実や、 あるいは、モテているにも関らず、 いかにもモテてないように潤色して、 面白おかしく自分と自分のまわりを書きたてて、 読者を笑わせようとする、 テキスト作法の一技法を取り入れたサイトのこと。

バレンタインデー、および、クリスマス前後には、 この手のサイトが花盛りになる。

100の質問 【ひゃくのしつもん】

ネタがないが、 そろそろ更新しなければならない時に福音となるもの。 最近では、 自分で作って自分で答える人も多い。

また、プロフィール代わりに使えるので、便利。

風聞帳 【ふうぶんちょう】

テキスト庵 にある人のテキストの論評を行える場所。 特定のサイトのテキストばかりほめたり、 身内のテキストばかりとりあげたりすると思わぬ疑惑を招くことがあり、 書き込む際には石橋を叩いて渡るぐらいの細心の注意が必要。

フォントいじり 【ふぉんといじり】

フォントタグを使って、テキストにさまざまな表現力を付与する技法の一つ。 トーク番組や 『さんまのからくりテレビ』 などでよく見かけるテロップ(字幕)などを使って笑いを誘う手法が想像できれば、 当たらずとも遠からずといった感じになる。

賛否両論あるが、 Linux のブラウザなんかを使ってみると、 何が面白いのかすぐにはわからないことも多い。

普通につまらないです。 【ふつうにつまらないです。】

ほめ言葉の一つ。

大規模なアクセスは見込めないが、 個人の趣味のサイトとしてなら、 一定の成功を収めている場合に使われる。

プロフィール 【ぷろふぃーる】

読むのはネットストーカーだけといわれるのに、どのサイトにもあるもの。 あれば、あったで、私は読むことにしている。

文中リンク 【ぶんちゅうりんく】

テキスト中から、 インターネット上の特定のリソースへの言及およびコメントをまじえながらリンクすること。 通常の索引形式のリンクとは違って、これをされると二通りの反応がある。

一つは、やっぱり索引形式のリンクの方が尊いと思う人で、 中には、文中リンク禁止と明示している人もいる。 文中リンクがいけないのではなく、 おそらく、 アンカータグ前後のコメントが気に入らないのだと思うが、 だったら、他に書きようがあるはず。

もう一つは、こちらをやたらにありがたがる人で、 これも、要するに前後のコメント次第で変る可能性が高い。

文中リンクはなれ合いだの、気にいらないなどと言う人もいるが、 索引形式や参考論文形式にはない利便性を無視している。 文中リンクが出来るからこそ、 ハイパーテキストというのは、通常のテキストよりも便利なのである。

閉鎖 【へいさ】 (2002/01/23)

自分のサイトのコンテンツを削除して、 自分のページを消し去ること。 人によっては、閉鎖と同時にネットをやめることもある。 いずれにしても、悲壮感の漂う言葉である。

ネット中毒でもない限り、 閉鎖しないのにこしたことはないが、 閉鎖すると、 すっきりとして気持ちがいい、 あるいは、別人に生まれ変わった気分になれるために、 病みつきになってしまった人もいる。

閉鎖中毒者の座右の銘は「諸行無常」。

ヘイブル 【へいぶる】

愛・蔵太さん主宰のサイト。 ヘイ・ブルドッグ のこと。 ReadMe に登録されているサイトのレビューで有名。 レビューもそうだが、 備忘録なんかを読んでいると結構ネタになることが多い。

ヘタレ 【へたれ】 (2002/01/25)

へなへなとその場にへたばってしまいがちな、持続力やスタミナ、 あるいは、精神的な根性のない人を指す。

転じて、 批判、非難、誹謗などが殺到した際に、 それらに対抗して、 論戦を張るだけの精神力・意気地のない様を自嘲的に言い表したもの。 自らを指して使うことが多い。

もっとも、世間の 99.9999 % はヘタレなので、気にすることなんかない。 もしも、この世の中が、批判、非難等に粘り強く、 精力的に立ち向かえるような人間ばかりからなるとしたら、 さぞかし住みづらいことだろう。

ママン 【ままん】 (2002/01/25)

「俺は、つらいぜ、おっかさん」 を、フランス語の単語を使って、バタ臭く言い換えたもの。 自分の苦境を訴える文脈で添えて使うことが多い。

フランスの作家、アルベール・カミュ(Camus) の小説『異邦人』(L'Etranger) の最初が 「きのうママンが死んだ」 (Aujourd'hui, maman est morte) となっていることは有名。 私がカミュについて知っているのはこれだけであって、 中身を読んだことはない。てへっv。

無断リンク 【むだんりんく】

リンクの極めて健全な一形態。

モノ語り 【ものがたり】

自分が所有しているマテリアルについて語る日記などの執筆手法の一つ。 自分語りよりは、易しいが、 こればかりやっていると、オタクと思われるので、 モノにまつわる雑感や、蘊蓄、思い出を添えると、 日記が奇麗にまとまる。

ランキング 【らんきんぐ】

序列づけのこと。

テキストサイト関係だと、 日記才人ReadMe の ランキングを指すことが多い。

リスペクト 【りすぺくと】

あるサイトを尊敬している人。 『信者』と同義だが、 おおむね、中立的で、悪意のこもっていない言い方。

リードミー 【りーどみー】

ReadMe のこと。 テキストの更新報告の出来るところ。

ただ、あまりにも多くのサイトが登録されているので、 更新報告をしても意味がないという意見もある。 つまり、宣伝にはならないということだ。 ここは一つ割り切って、 一つのコミュニティに参加するというつもりの方が面白いかもしれない。

リンク 【りんく】

不正確だが、 <a href="〜">ほげほげ</a> のようにして、 インターネット上のリソースの参照を可能ならしめるために使うもの。

コミュニケーションの一つの形態として捉えられなくもない。 例えば、 『お礼リンク』、『義理リンク』、『相互リンク』、 『直リンク』、『無断リンク』 などの言葉を見ると、そういった一面がうかがえる。

リンク集 【りんくしゅう】

トラブルの原因になるので、みんな置きたくないと思っているもの。

リンクフリー 【りんくふりー】

「リンクは御自由に」の意味。 しかし、実際には制限がついているところも多いので、 注意が必要である。

『リンクフリー』という言葉は間違っているという説もあるが、 それは各自で調べていただきたい。

劣化コピーサイト 【れっかこぴーさいと】

人気サイトの真似をしようと思ったが、 露骨にやるんじゃ芸がないと思って、 よせばいいのに、 変なオリジナリィティを発揮した結果コピーに失敗したサイト。

笑えるサイトを目指します 【わらえるさいとをめざします】

よく、 こういうサイトに限ってつまらないという意見を聞く。 しかし、 笑えるのとそれを目指しているのとでは意味が違うので、 そんなことを言っても仕方がない。

ワンダバ 【わんだば】 (2002/01/25)

もともと、ウルトラマンシリーズ等の番組で、 怪獣を退治する組織等の出撃の際に流れていた歌(?)のこと。 『帰ってきたウルトラマン』の 『MAT のテーマ』か 『ウルトラマンエース』の 『TAC のうた』 のいずれかがこれに該当するものと推測される。 しかし、Google で、検索キーを「ワンダバ」と指定して、 本当に引っかかるとは思わなかった。

一世代古い、典型的な雑文書きが、これを使うことが多い。 年齢的に小学生などの時に見ていた可能性が高く、 同世代の人間の共感が得られるからであろう。 多くは次のようなパターンで使われる。

ひょんなきっかけで、元気づいた雑文書きが、 いさんで何かをはじめる際に、 「ワンダバダワンダバダワンダバダワンダバダ…」 等と添えて、BGM にも似た効果を出す。 大抵は、この『ワンダバ』が終わるか、終わらないうちに、 例えば、バナナの皮に滑って転ぶなどという顛末で終わることが多い。

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